- 文章を書くのは好きなのにライティング業は楽しくない
- 最近スムーズに文章が書けなくなった
- Webライターが楽しくない、つまらない
このようにお考えではありませんか?
実は私も、もともとは文章が好きだったものの、ライターを始めてから文章を書くのが苦痛になった人間です。
- Webライターが楽しくない原因
- 楽しくない時の解決法
- 楽しくなくなった時の私の体験談
結論として、ある程度稼げているのにWebライターが楽しくないのは、執筆ジャンルが向いていない可能性があります。
今執筆しているジャンルにとらわれず、自身が楽しく書けるジャンルを見つけるのがおすすめです。
Webライターが楽しくない3つの原因
Webライター業は決して華やかな仕事ではなく、パソコンに向かってひたすら文字を打つ地味な仕事なので、花形級の楽しさを見出すのは難しいでしょう。
とはいえ、仕事への「おもしろさ」を見出せないのは、以下の3つの理由が考えられます。
- 稼げない
- 成果や評価が見えにくい
- 書くこと自体が楽しくない
この3つのどれかに該当する場合は、今後楽しくなる可能性を秘めているのでこのまま読み進めてください。
稼げない
Webライターの仕事は生活費を稼げるようになるまでに時間を要します。
PC一台で始められて特別なスキルは不要なので、参入のハードルが低い反面、稼げるようになるまでの道のりが長いのです。
当然、思い描く結果が出なければ楽しくないですし、精神的にも経済的にも継続するのは難しいでしょう。
とはいえ「稼げない」という理由でWebライターが楽しくないのであれば話は早いです。
稼げるようになれば良いのですから。
月20万円くらいなら半年あれば十分稼げますし、高額な商材を購入したりサロンに入る必要もありません。
以下の記事を参考にしっかり稼いで楽しいライティングライフを送ってください。
成果・評価が見えにくい
Webライターの仕事はお客様の反応が見えづらいです。
お客様というのは、執筆を依頼してくれるクライアントまたは、記事の先にいる読者のことを指します。
もちろんクライアントからお褒めの言葉をいただいたり、PVの報告をいただくことでモチベーションには繋がります。
しかし、自分が書いた文章がどれだけ売り上げに貢献したのか?どれだけクライアントや読者の役に立ったのか?がわかりにくい傾向にあります。
これは、クライアントワーク特有の課題ですが、記事を納品するとその記事の権限はクライアントにあり、納品後の記事の行方が分からないことが多いです。
そのため、自分が書いた文章に対する成果や評価を感じにくく、楽しさを見出せないというわけです。
この場合は、成果や評価をクライアントに求めるのではなく自身のブログで実感するのが近道だと考えています。
私自身、クライアントワークの記事執筆は成果や評価が見えづらく楽しさを感じられませんでしたが、自身のブログで執筆した記事が収益やPVに繋がることで楽しさを感じていました。
また読者からコメントをもらうなど数字では表せないやりがいも感じていました。
ブログの作り方は以下を参考にしてください
書くこと自体が楽しくない
前述した2つは執筆した先の話でしたが、そもそも書くこと自体が楽しくない場合もありますよね。
実は私もこの状態に陥り文章を書けなくなった時期がありました。
これについては次の項目で詳しく説明します。
好きだったはずの文章が楽しくなくなった
Webライターを始めてから、好きだったはずの文章を書くことが楽しくなくなりました。
その原因は以下の3つです。
- ルールが多すぎる
- 自己表現ができない
- 単価の天井が見えた
前提として、案件も取れていましたし、月40万を稼げていました。
でもWebライターという仕事が楽しくなかったのです。
ルールが多すぎる
これはWebライター特有なのですが、まあルールが多いこと…
表記ゆれや誤字脱字がNGなのは当然ですが、トンマナや重複語尾、長い文章はNG、文字数が決まっていたり…
更にメディアによって細かいルールがあるので、メディアに合わせて少しずつライティング方法を変える必要がありました。
それらのルールを意識しすぎるがあまり筆が止まり、パソコンの前でああでもないこうでもないと当たり障りのない言い回しを考える日々…
読者のためというよりクライアントが満足してくれる記事を書かなきゃ。という思考が先行していました。
自己表現ができない
Webライターの仕事は文章を書くことですが自分の好きなように文章を書けるわけではありません。
読者が求めている内容、クライアントに求められている内容を書く必要があります。
もちろん自分の感情や想いを表現する仕事ではないことを承知で始めましたが、想像以上に自分が「書きたい」と思える文章ではなかったのです。
ライターのくせに言葉で表せなくてもどかしいのですが、正解はないはずなのに正解を求められているようで息が詰まる日々でした。
単価の天井が見えた
Webライターの仕事は文字単価×作業量で収入が決まります。
私が到達したのは5.5円まで。
適度な作業量で生活費を稼げていましたが、自分が理想とする生活を手に入れるためには更に突き抜ける必要がありました。
しかし、Webライターとしてこのまま単価を無限に上げ続けることは不可能だと考えました。
もちろん文字単価10円の猛者や多くのライターを束ねるディレクターになる人もいますが、それでも収入の天井が見えてしまったのです。
なぜならWebライターが書く文章は売上には直結しないからです。
Webライターが書く文章はモノを売るための前段階である「集客」を担う文章が多いです。
今まさにあなたが読んでいるこの文章も集客のための文章です。
この文章から直接お金が生まれることはないため、書き手に支払われる報酬にも限界があります。
それを悟った瞬間、天井の見えている仕事で働き続けるモチベーションが崩れ落ちました。
セールスライターにキャリア変更
文章を書くのが苦しくなった私でしたが、楽しくかけていた文章がありました。
それはブログです。
ブログは書くのが楽しくなくなった原因の全てを排除されたコンテンツでした。
そしてアフィリエイトのキラーページを書いていて思ったのです。
「楽しい」
そこで初めて「セールスライター」という存在を知りました。
ライターと言えばSEOやコラムを指す
Webライターの稼ぎ方や始め方の情報は溢れていますが、そのどれもがSEOやコラムなど集客のための文章でした。
そのため、そもそもライターにいろんな種類があることも知らず、自分の適性にも気づかず、無駄に苦しい日々を過ごしていたのです。
Webライターには様々な種類がある
スポーツと同じようにライターにも種類があって、そしてそれぞれは野球とサッカーくらい専門性が違います。
もちろん適正も違うので、自分が無理なく続けられる分野のライティングを選ぶ必要があります。
- SEOライター
- コラムライター
- インタビューライター
- シナリオ脚本ライター
- ディレクター
- 本や雑誌の編集者
- セールスライター
- コピーライター
例えば水泳は苦手でもバスケは得意など、スポーツにも得手不得手がありますよね。
私の場合はSEOライターは人並みにはできたけど、楽しく続けることができませんでした。
そのためセールスライターとして生きていくことに決めたのです。
セールスライターを選んだ理由
文章のパターンやジャンルには適正があり、SEOが得意な人、インタビューが得意な人、そしてセールスが得意な人など人それぞれです。
最終的に私はセールスが向いていると考えセールスを選んだのですが、私がセールスを選んだ理由をサクッとお話します。
あなたの今後のキャリアを考えるきっかけにしてもらえればと思います。
書いていて楽しかった
大前提としてセールスライティングは書いていて本当に楽しくやりがいを感じています。
私は元々アイドルオタクでして推しメンに関する文章を損得なしにnoteに書きなぐっていました。
そのため「琴線に触れる文章」や「対象の魅力を熱狂的に伝える文章」を書くのが好きだし得意でした。
セールスライティングは「売るための文章」ではありますが、その本質は人の心に問いかけるようなシナリオやお手紙を書く感覚と似ています。
それが結果的に書いていて楽しいと感じられた理由でした。
単価が桁違い
2つ目の理由としてはSEOとは比べ物にならないくらい単価が高いことと、単価の上限がほぼ存在しないことです。
というのも、セールスライティングは売上に直結する文章なので、極端な話、何千万もする家も文章で売れちゃうわけです。
つまり何千万、何億という売上を生み出すことができる文章に支払われるお金はSEOとは比べ物にならないのです。
その分、成果が出なければ会社が潰れるかもしれないほどの損失を与える可能性もある、責任重大の仕事でもあります。
大きなリスクを背負いながら成果を出す代わりに、大きな対価をいただく仕事なのです。
私はたまたまセールスが好きになれたので、Webライターが楽しくない人は、いろんなライティングに触れてみることをおすすめします。
ライターとしての視野を広げると楽しくなるかも
十分稼げているのに楽しくないなら単純にSEOライターが向いてないのかもしれません。
世の中のWebライターと言われる職業はほとんどがSEOやコラムライターを指します。
もう少し視野を広げたら自分に合う文章の仕事が見つかるかもしれないので、学びや挑戦を続けて、自分が誇りを持てる仕事に出会ってほしいと思います。