【勝率7割の提案のコツ】webライターがクラウドソーシングで案件を取るためのロードマップ

  • クラウドソーシングで案件が取れない
  • いくら提案しても通らない
  • もうWebライター辞めたい…

このように悩んでいるあなたへ。

この記事はそんなあなたの提案力、案件獲得率をググっと引き上げる内容となっています。

この記事の内容
  • クラウドソーシングで案件が取れない理由
  • クラウドソーシングで案件を取るための準備運動
  • 勝率7割の提案のコツ

私自身も駆け出しの頃は案件が取れず低単価案件で疲弊しましたが、今では案件獲得に困ることなく、むしろ案件獲得が得意な文字単価30円ライターになりました。

まずは第一歩としてクラウドソーシングを攻略しましょう。

本記事を読めばクラウドソーシングで案件が一件も取れないということはなくなるはずです。

クラウドソーシングを卒業したい人は以下の案件をおすすめしています。

目次

駆け出しWebライターは案件が取れない問題

副業ブームの昨今「なんかWebライターが始めやすそう!文章なら書けそう!」と思いWebライターを始めたはいいものの、なかなか案件が取れず心が折れまくっている。

あぁ自分なんて誰にも必要とされないんだ…と。


駆け出しの頃はまあ案件が取れないこと…
取れたとしてもコスパ悪すぎの文字単価0.3円案件ww

こんなんでどうやって収入を得ろと!?

毎日のように必死に提案するも通知が来るのは「当選者のお知らせ」のみ。

「また今日も別の誰かが当選したのか…」と落ち込む日々で、実績もなければ実戦でのスキルも皆無。
もうこのままずっと案件が取れず、会社の駒に戻らざるを得ないのか…

駆け出しの頃の私はとにかく提案が通らずそもそも案件が取れませんでした。

では当時の私も含め、案件が取れないWebライターにはどんな特徴があるのでしょうか。

次に進みます。

案件が取れないWebライターの特徴

クラウドソーシングで案件が取れない・提案が通らないWebライターの特徴はたった2つ。

  • 他の人が当たり前にやっていることができていない
  • 他の人と同じことをやっている

案件がとれないライターの原因は上記の二つに詰まっていると言っても過言ではありません。

他の人が当たり前にやっていることができていない

  • そもそも提案の数足りていますか?
  • プロフィールは全て埋めていますか?
  • 提案に誤字脱字はありませんか?

え?そんなの当たり前じゃないの思う人もいるかもですが、実際にクラウドソーシングで発注する側に回るとこれらができていない人がまあ多いこと。

この後の「案件を取るための準備運動」で細かく解説していますが、他の人が当たり前にやっていることすらできない人に案件は取れません

いくら実績やスキルがあったとしても、他の人が当たり前にやっていることができないならば案件は取れないです。

他の人と同じことをやっている

次の特徴が「他の人と同じことをやっている」です。

いや、さっきと言ってることが違うじゃないか!と思う人もいるかもですが、先ほどの「他の人が当たり前にやっていること」は大前提としてやった上で、その先の話です。

  • 当たり前のことを当たり前にしているけど、でも案件が取れない。
  • Twitterの同期たちと自分はどこが違うのか?
  • 提案が通るライバルたちと自分はどう違うのか?

こんな風に落ち込んでしまう人は、あなたのスキルが極端に低いわけでも、当たり前のことができていないわけでもありません。

ライバルと同じことをしてしまっているからです。

そして提案が通る人は他大多数の人とは少し違った工夫をしています。

じゃあどうしたらいいの?

まずは当たり前のことができているか確認しよう

クラウドソーシングで案件を取る準備運動をしてましょう

まずはクラウドソーシングで案件を取る準備運動をしますが、先ほどでいう「当たり前のことが当たり前にできている」人は読まず飛ばしてください。

ちょっと自信ないかもという人は読み進めてください。


いきなりフルスロットルで駆け出しても持続はしませんし、空回りするだけです。
気になる案件に提案をする前にまずは、以下の3つの準備をしてください。

  • プロフィールを充実させる
  • タスク案件を3~5件こなす
  • モニター案件もおすすめ

プロフィールを充実させる

大前提として100%までは行かなくともプロフィールは埋められるところは全て埋めましょう。
以下の画像の感じで本人確認やら機密保持確認やら電話確認やら、めんどくさそうな項目もありますが、可能な限り埋めてください。

ランサーズプロフィール

仕事をする上で大切なのは信頼性です。
本人確認が終わってない人、機密保持の約束ができない人、電話番号が確認できない人には仕事を振りたくないですよね。

埋められる情報は全て埋めましょう。
ランサーズではプロフィールを充実させるだけでランクがレギュラーからブロンズに上がります。

タスク案件を3~5件こなす

プロフィールを充実させた後はタスク案件から取り掛かっていきます。
件数としては3~5件。とりあえずの実績作りのためです。

タスク案件とはアンケートや感想、体験談を書く案件です。

このタスク案件は特別なスキルや実績がなくとも、募集期間内で定員に達していなければ誰でも作業することが可能です。

案件の例がコチラ

タスク案件1
タスク案件2


単価は安いですが、実績やスキルがなくても作業可能ですし、特別頭を使う作業でもありません。

このタスク案件で、とりあえず目に見える実績を作ってください。

タスク案件は絞り込み検索でピックアップして探しましょう。

タスク絞り込み



以上が準備運動でした。

準備運動の時点で1円は稼げますし、それがクラウドソーシングでの実績になります。

実績が全くない…という方はまず上記で紹介したものを全て実行してみてください

Webライターがクラウドソーシングで案件を取るための4つのコツ

ではいよいよライター案件を取るための4つのコツを紹介していきます。


先ほど紹介した準備運動を終えて提案したところで既に執筆実績のある競合が多いです。

タスク実績があるとはいえ実際の執筆実績が少ない場合はライバルに蹴落とされていしまいます。

ポイントは以下の4つ

  • 自分の得意分野に応募する
  • 案件ごとに提案文を変える
  • ブログがあると強い
  • 納品物のサンプルを用意する

自分の得意分野に応募する

クラウドソーシングのお仕事に提案する時はどんな基準で提案していますか?
昔の私は文字単価に目が眩んでできるだけ高い金額の案件に提案していました。

インフルエンサーの皆様も少なくとも1.0円からの案件を取りましょう!と発信していますが、今この副業戦国時代に何の実績もない人がいきなり1円以上の案件を取れるわけがないです。

そこで注目したいのが、自分の得意分野に応募するということ。

自分が過去にやっていた仕事や趣味、少しでもかじったことのある分野に積極的に提案しましょう。


私であれば公私ともに介護にまみれていたので介護系案件を取りに行きました。

例えば介護施設検索サイトの施設紹介の執筆です。

この案件は介護施設のホームページを参考に、その介護施設の魅力や特徴を1000文字程度でスプレッドシートに入力していくというお仕事。

この時必ずやってほしいのが提案文に得意分野である事をアピールすることです。

基本的に提案文はわかりやすく簡潔に相手に伝わりやすいように書くべきですが、得意分野且つ執筆実績のない場合は、とにかく「この分野が得意で、自分にしか書けない魂のこもった文章を書きます!」といった具合にアピールしましょう。


もしあなたが依頼する側として

  • 高い執筆スキルと実績はあるけど知見ゼロの人
  • 実績は少ないけどその道のプロで熱のこもった専門的な文章が書ける人

どちらを採用するでしょうか。

言うまでもなく後者ですよね。

自分の得意分野の案件を検索して積極的に得意であることをアピールしていきましょう。

案件ごとに提案文を変える

提案文をテンプレートそのままで使っていませんか?
もちろん提案文をテンプレート化することで提案の時間短縮が可能です。

とはいえ、クライアントが求める文章力やスキル、分野は異なります。

クライアントが提示している仕事内容を熟読する他、クライアントのプロフィールに掲載されている情報や公開されているホームページを元にそのクライアントに合わせた提案文を作成する必要があります。

その事例がこちら

提案文1
提案文2

上記の例は実際に私が提案して採用してもらった例文です。
この文章の下にテンプレート化した自己紹介や実績、職務経歴を綴ります。


このようにクライアントごとに提案文を変えます。


これを見たクライアントは「仕事内容をきちんと見てくれているんだな」「この仕事に興味を持ってくれているんだな」と思い、まずこの時点で他の提案者と差が付けられます。

私自身、時折、発注者としてクラウドソーシングを利用しますがテンプレートだけを送ってくる人の割と多いです。

発注者の立場からすると、自己紹介や実績、職務経歴が淡々と並んだ提案文より、依頼した仕事に対して答える形で丁寧に文章を綴っている方が印象は良くなります。

相手に興味を持ってもらうには「自分にはこんな実力があって、こんなことできます!」よりも、まず相手に興味を持つことが先です。

ブログがあると強い

正直に申し上げますと、私自身はブログ開設前と開設後の案件獲得率が全く違いました。

以下の表を参考にしてください。

ブログ開設前ブログ開設直後
月収20万前後40万程度
作業時間4時間2時間
文字単価0.3~2.0円4~5円前後
平均記事数30~40記事10~15記事

正直スキル自体は大きく変わっていません。

ブログを開設してきちんと運営していくだけで案件獲得率が上がり単価も上がり、作業時間を減らすことができ、収入も上がりました。

ではなぜブログ運営をすると案件が取りやすいのか

  • wordpress操作ができる証明になる
  • どんな文章を書くのか一目瞭然
  • 長文が書ける証明になる
  • 専門分野が明確になる
  • ブログ自体がポートフォリオとなる

上記のような理由からブログは案件獲得の近道だと言えるでしょう。

当時は、こんなに勝率が違うなら最初からブログ作っておけばよかったと思いました。

納品物のサンプルを用意する

そしてこの記事で最も重要なことと言っても過言ではないのが「納品物のサンプルを用意する」です。

え、いや、そんな労力かけてられないんですけどw

そうです、ちょっとめんどくさいです。
だからこそやるのです。

納品物のサンプルを作るなんて、もし提案が通らなかったら作り損です。

だからみんなやりたがらないのです。

サンプルと言えども、調査して手も頭も動かしているわけですから時間も取られます。

しかしクライアントからすれば、まずそこまでしてくれる提案者が少ないこと、完成品のイメージが掴みやすいこと、サンプルでもある程度の実力がわかること。

そういった観点から納品物のサンプルの効果は驚くほど高いです。

私は納品物のサンプルを提供してから案件の獲得率が爆上がりしました。
それまでは0だったのが勝率7割くらいに上がりました。(ブログ開設前の出来事です)


もちろん、ブログやポートフォリオがサンプルになる事は間違いないですが、その案件ごとにサンプルを変えるというのが一番重要です。

ブログを持っている人は割と多いですが、クライアントに合わせて納品物のサンプルを用意してくる提案者は少ないでしょう。

発注者側として様々な方の提案を見てきましたが納品物のサンプルを用意してくる提案者はほぼいませんでした。

全てを書く必要はありません。
納品物の構成だけでも構わないので添付ファイルでサンプルを提供すると勝率が爆上がりします。


以上の4つのポイントを全て網羅する必要はないですが、最低3つは意識してください。
4つのポイントのうち3つを意識するだけで獲得率は跳ね上がります。

  • 自分の得意分野に応募する
  • 案件ごとに提案文を変える
  • ブログがあると強い
  • 納品物のサンプルを用意する

最低限、以上の中の3つだけでも意識しましょう。

おすすめの案件

提案のコツがわかったところで、更に勝率をあげるためには勝ち取りやすい案件を選ぶ必要があります。

先ほど、得意分野に応募しましょうとお話しましたが、それ以外にもおすすめの案件があります。

今回は3つピックアップしました。

  • 大量募集している
  • ライバルが少ない
  • 稼ぎやすい分野

大量募集している

まず一つ目が大量募集している案件です。

大規模なプロジェクトや膨大な数の記事を求めている場合に多いです。

目安としての募集人数は10人以上です。

デメリットとして、単価が安いこと、注文やルールが細かいことですが、執筆実績を作るという意味では、多少単価が安くても大量募集に乗っかって信用を積み重ねる方が近道だと思います。


ライバルが少ない

提案する際に見落としがちなのがライバルの数です。
クラウドソーシングでは、その案件に何名の人が応募しているかが数字で出てくるのでチェックしましょう。
15名を超えていたら黄色信号、20名を超えていたら赤信号と思ってください。


ついでに、どんな人が応募しているかもチェックしましょう。
他に提案している人がいたらその人の実績をチェックしてください。
ライバルが強すぎるのであれば時間の無駄なので提案しない方が良い、赤信号です。

またライバルのプロフィールをチェックして自分のプロフィールに役立てることもできます。

実力のある人の良いところはどんどん真似していきましょう。

稼ぎやすい分野

また稼ぎやすい分野に身を置くことも大切です。

例えば、食べ物やファッションなどは誰でも書きやすい内容のため応募が集中します。

また金融や美容、ウォーターサーバーなどは単価が高く稼ぎやすいのは事実ですが先駆者が多く、初心者が入る隙間はありません。

ここで2022年現在、最も稼ぎやすいと筆者が太鼓判を押しているのが仮想通貨分野です。

仮想通貨なんてわからないよ…

仮想通貨なんて難しそう。よくわからない。あなたと同じように思う人が大多数です。

仮想通貨の案件はそもそも数が多く、あなたと同じように「よくわからない」という理由で応募しない人が多いです。更に単価も比較的高いです。

そのため初心者でも案件が取りやすく、上手くいけば仮想通貨特化ライターとしても活躍できます。

仮想通貨ライターについては以下の記事を参考にしてください

よくある質問・注意点

Webライターがクラウドソーシングで案件を取るコツを紹介してきましたが、ここからはよくある質問&注意点をお話していきます。

これまで紹介していた方法プラスアルファで取り入れると更に勝率アップが望めます。

実績もないのに案件を取っても良いの?

誰しもが最初は実績ゼロです。案件をこなす中でスキルアップします。実践なしに実績は積みあがりません。
失敗しても良いので実践の波に飛び込まなければ一生タスク案件をこなすだけの人になってしまいます。

金額設定

落とし穴の話をしていませんでした。
実はよくやりがちなのですが、金額設定の段階で落とし穴があります。

例えばクライアントが提示している希望金額が手数料消費税込み3,000円の案件にも関わらず、手数料消費税別3,000円に設定して提案してしまうことです。

クライアントからすれば税込み3,000円の額で発注したいのに、税別3,000円で提案しているので、その時点で不採用となってしまうこともあります。

クライアントにも予算があるので希望金額はしっかりと確認しておきましょう。

いくらから提案すれば良い

インフルエンサーさんは1円以下は提案しない方が良いと言いますが、まあ確かにコスパ悪いのでその通りではあります。


とはいえ、今は副業戦国時代です。


インフルエンサーさんが歩んできた道は今とは少し違う環境です。
1円からでも案件は取れたかもしれないですが、今は金額なんて気にしなくていいです。

駆け出しライターは1円以下でもとりあえず実績作りのために手を動かしましょう。

ただし、0.4円以下はコスパが悪すぎるので避けた方が良いでしょう。
0.5円~1.0円から獲得していき、徐々に単価を上げていくことをおすすめします。

じゃあ、文字単価って上がり続けるの?

2.0円からは大幅にハードルが上がります。


続ければ単価が上がり続けるわけではなく、2.0円以上になると、より深い知識やスキルが必要になります。


この記事で通用するのは2.0円以下の案件だと思ってください。
それ以上になると、SEOライティングやLPライティング、法律や医療案件など特別なスキルが求められる、且つ実力が試される領域となります。

2.0円以上を目指す場合は以下の記事を参考にしてください


これらを繰り返し、スキルを身に付け実績を積み重ねていくと、文字単価が1.5円→2円とステップアップも可能です。
クラウドソーシングだけで月収20万円も夢ではありません。

まとめ:クラウドソーシングで案件を取るにはコツがある

クラウドソーシングで案件を取るためには、まず当たり前のことを当たり前にする。

その上で以下4つの事を実践してみてください。

  • 自分の得意分野に応募する
  • 案件ごとに提案文を変える
  • ブログがあると強い
  • 納品物のサンプルを用意する


ここまで読んでくれた人には絶対に結果を出してほしいです。

育児や介護してても働ける。
離職した時のリスクを減らす。

そういう意味でも自宅で働けるスキルは必要です。
フリーランスにならなくても、スキルがあるだけで仕事選びの幅も広がります。
どんな人にとっても働ける可能性も広がります。

路頭に迷う人を出したくないのです。


まずは案件を取るコツを掴むこと。
そこからスキルも実績も付いてきます。
是非、最初の一歩を踏み出してみてください。

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